ニートが未経験で事務に就職するのに役立つ資格とは?
ニートだけど未経験から事務へ就職したい!!…就職に役立つ資格は?
ニートから就職を目指す人の中には「事務職」へ就職を考える人も少なくありません。
そして、爺無職への就職を考える場合、「資格」がきになる人は意外と多い傾向にあります。
そこでここは、「ニートのあなたが未経験で就職するのに役立つ資格とは?」というテーマでお話したいと思います。
事務への就職に役立つ資格?
職歴なし25歳高卒ニートであるあなたが事務職へ就職したいと考えた時、「資格」が気になるのも無理はありません。
新聞や雑誌の広告欄には資格講座の宣伝がありますし、テレビでも資格の通信教育のCMが流れています。
少し大きな本屋さんに行けば資格のパンフレットなんかが沢山置いてあったりします。
そして、そうした宣伝やパンフレットの中には「簿記3級を取って経理へ就職できました♪」」「MOSの資格を取って事務へ就職できました♪」なんて文字が踊っています。
それ故にニートを脱出するためにも事務職へ就職するのに何か役立つ資格を探しているあなたにしてみたら「資格」というものが就職のパスポートのようなイメージを持つかもしれませんね?
しかし、残念ながら「この資格を持っていれば事務職への就職で有利になる資格」と言うものはまずありません。
もちろん、資格を取得したことによって一切仕事を教えてもらう必要が無いくらいのレベルにまで達することができるのならば話は別です。
事務とは少し話がずれますが、宅建の資格を取って不動産業界経験もなしにいきなり独立開業して自営業を始めてしまう人がいますが、そのくらいのレベルにまで行っているのならば、資格も就職で役に立ちます。
でも簿記やMOSの資格を取って事務職へ就職したいという人の多くは、ニートから就職する人を含めてそうしたレベルにまで達していないことがほとんどです。
例え簿記やMOSの資格を持っていても就職して一から仕事を教えてもらわなければならない状態がほとんどであり、そのくらいならば大したアピール材料になりません。
結局、一から仕事を教えなければならないのですから、資格を持っていようと持っていまいと同じですからね。
職歴なし事務職未経験のニートのあなたが事務職への就職を考えて一生懸命資格を取得することは正直おすすめできません。
一日も早く就職活動することの方が資格よりも大切!!
ニートのあなたが事務職へ就職したいと考えるのならば、何よりも就職活動が大切であり、それもできるだけ早く就職活動することが大切です。
それというのも、事務職への就職というのは年齢が若ければ若いほど有利であり、資格なんかよりも遥かに年齢の方が重視される傾向が強いからです。
20代ならば資格なしでも事務職として就職できる可能性が十分にありますが、30代となるとかなり求人が減少するのでいくら資格を持っていた所で就職できないなんてことが珍しくありません。
また、同じ職歴なしニートの人を事務職として採用するにしても上司と部下となる人の年齢は少しでも離れている方が仕事を教えやすいこともあり、1年でも若い方が喜ばれます。
(同年代、あるいはそれ以上の年齢の人を指導するのは上司といえども気を使いますからね^^;)
実を言うと先程「ニートのあなたが事務職への修飾を考えて一生懸命資格を取得することはおすすめできません」といったのは、まさにこの「一日も早く就職活動すること」の妨げになるからです。
ニートから事務職へ就職したいと考えるものの就職がなかなかうまくいかない人の傾向とし得て「資格」を過大視しすぎてしまい、それゆえに資格の勉強に多くの時間を先、就職活動をないがしろにする傾向にあります。
資格の勉強をするくらいならば、就職を考える企業の事務職では具体的にどんな仕事をすることが求められているのか?どんな働き方をすることから、どんな人材を求める傾向にあるのか?をしっかり研究すべきなのです。
それにもかかわらず「資格を持っていれば就職に有利になる」と疑わない人が少なくありません。
残念ながらニートの就職に限らず、事務への就職を含めた就職が成功するかしないかの最重要ポイントは「スペックの高さ」ではありません。
「うちの会社にぴったりな人材か?」が採用を決める全てであり、スペックの高い人材の方が就職に有利というわけではないのです。
高卒ニートのあなたならばわかるかもしれませんが、もしもあなたの部下になる人が「東大卒エリート」をやたら自慢するような人だったら嫌でしょ?
高卒ニートのあなたが事務職への就職を成功させたいのならば、資格を取得することなんかよりもしっかりと就職先でどんな仕事をすることが求められ、どんな人材が求められているのか?を理解することの方が遥かに重要です。
※「就職先でどんな仕事をすることが求められているのか調べることが大切」といった時、職歴なしニートの人の中には「だから事務をやりたいんだけど!?」というような人がいますが、ここで言う「どんな仕事をするのか?」と言うのは「事務」というざっくりとしたくくりではありません。
事務職の中でも電話対応なのか?接客対応なのか?派遣社員やアルバイトに仕事の支持をする事なのか?他部署と連絡を取ることなのか?経費を削減することなのか?役所と連絡を取ることなのか?資料を分析して経営状況を上層部に伝えるのか?…
具体的にどんな仕事をするのか?ということです。
ニートから事務職へ就職できないという人の多くはこの観点が抜けていて「事務」というものを十把一絡げにしている傾向があります。
こうしたものを自分一人でも調べることは不可能ではありませんが、人脈がない場合には少々難しいので転職エージェントを利用するなりして就職先の仕事内容を調べておくことをおすすめします。
ニートからの就職に強い転職サイト
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