高卒ニートでも宅建取得すれば就職できるのか?
このサイトは職歴無し無職の25歳高卒ニートの就職をテーマにしていますが、高卒ニートから正社員への就職を考える時、取ろうと考える人も多い資格が「宅建」です。
不動産会社が不動産関係の営業を行っていくにあたって、必ず一定数の宅建登録した社員が必要であり、それゆえに比較的求人も多く出回っています。(宅建登録した社員の人数が一定数を下回ると会社として営業できなくなりますからね^^;)
それ故に高卒ニートの人の中にも宅建に興味を持つ人も少なくありません。
しかし一方で、高卒ニートが宅建資格を取った所で本当に就職できるのだろうか?と不安に思う人もいます。
そこで、ここでは「高卒ニートでも宅建取得すれば就職できるのか?」というテーマでお話したいと思います。
高卒ニートでも不動産業界へ就職することはできる!!
まず、宅建うんぬんということは一切別にして、高卒ニートであっても不動産業界に就職をすることは十分に可能です。
高卒ニートの人の中には不動産業界に対して大卒でないと働けない場のように感じている人もいますが、そんなことはありません。
高卒であっても不動産業界で働けますし、不動産業界で活躍している高卒の人も沢山います。
また、高卒ニートということもあり、「ニートからでも不動産業界に就職できるの?」という疑問を持つ人もいるでしょうが、例えニートからでも不動産業界へ就職することは可能です。
不動産業界は比較的人手が必要な業界であり、幅広い求人をかけている事が多く、例えニートであろうと、フリーターであろうと就職するチャンスは十分にあります。
高卒ニートということで不動産業界への就職を遠慮する必要はありませんよ。
宅建取得すれば就職に有利?
高卒ニートのあなたが不動産業界へ就職することができる可能性が十分にあることについてはここまででお話してきました。
そこでここからはいよいよ本題として宅建との関係についてお話したいと思います。
宅建資格を取得すれば高卒ニートであっても不動産業界への就職が有利になるのか?と言うと正直な所、特別有利になるとは言い切れません。
それというのも、職歴なし高卒ニートであるあなたには不動産業界で働いた経験がありませんよね?
職歴なし高卒ニートなのですから当然です。
そして、不動産業界で働いた経験がない限り、未経験であり、業界未経験者に対していきなり宅建資格を求めるような企業も実は少ないからです。
確かに宅建登録できる社員が一定数いないと不動産営業はできないので高卒ニートのあなたが宅建を持っているということで喜んでもらえる可能性はあります。
しかし、未経験者を一から育てるような体力のある企業の場合、宅建登録している社員、宅建登録が可能な社員はすでに十分にいることが多く、いきなり業界未経験のあなたに宅建登録できることを求める企業はまずありません。
だからこそ、宅建資格を持っている事自体は喜ばれる可能性が十分ありますが、ならばそれが就職の際の切り札になるのか?と言うと、未経験のあなたの場合そこまでにはなりえません。
高卒ニートと宅建資格の付き合い方
この記事を読んでいるあなたは宅建をすでに持っているのでしょうか?まだ持っていないのでしょうか?
すでに宅建の資格を取得しているのならば、それをアピールしてどんどんと就職活動していくことが大切です。
確かに宅建資格が決定打となることはなくとも、十分注目されることも多い資格ですし、決してマイナスになる資格ではありません。
また、もしもあなたがまだ宅建を持っていないのだとしたら、意識しておいてほしいことがあります。
それは、宅建資格を取得することを第一に考えずに、とにかく不動産業界に飛び込んでしまうことが大切だということです。
高卒ニートからの就職を目的としてそのために宅建の資格を取得しようと考えているのかもしれませんが、順序が逆だと考えた方がいいです。
まず、高卒ニートであるのならばこれ以上無駄に空白期間を増やす前に、とにかく不動産業界に就職してしまい、就職後に宅建資格の取得を目指すことが大切です。
何故でしょうか?
まず、宅建資格がなくても不動産業界になら高卒ニートであっても就職できる可能性が極めて高いからです。
また、事前に宅建資格を取得していた所で1万〜2万程度の手当がつくものの、ならば数カ月の勉強をして宅建士資格を取得するよりもすぐに就職してしまった方がお得です。
月2万の資格手当だとしても1年で24万にしかなりません。一方、3ヶ月月々20万の給料で働けば60万円ですからね。
また、不動産業界の会社では宅建資格所有者が一定数いないといけないとまずいことから資格取得のための手当なども出ることも珍しくなく、自力で勉強を始めるよりもお得だというのもあります。
そして、何よりも高卒ニートのあなたにまずは就職してから資格取得をおすすめするのは、本当に不動産業界があなたにとってベストなのか?を見極めるためです。
それというのも、不動産業界は非常に好き嫌いがはっきりする業界であり、好きな人はとことん不動産業界が好きだし、一方不動産業界が嫌いな人はとことん嫌いです。
それ故に不動産業界に入社したものの合わなかったという人も多く、そういう人たちがネット上で「不動産業界はブラックだ!!」などと叫んでいたりします。
逆に本当に不動産業界が好きな人は「不動産業界以外で働くのなんて考えられない」という人が少なくありません。
良くも悪くも好き嫌いがはっきりする業界が不動産業界であり、だからこそまずは就職してしまい、続けることができるかどうか?を見極めることが何よりも大切なのです。
宅建取得して不動産業界に入ったものの就職後に後悔して退職してしまった場合、ただただ空白期間を広げただけという結果になってしまい、やり直すのが困難になるだけだからです。
宅建資格をこれから取得して不動産業界に就職しようかどうか考えているのならば、まずは就職して不動産業界が肌に合うかどうかを確認した上で宅建資格を取得することをおすすめします。
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