職歴なしニートからの就職では営業と事務どっちがおすすめ?

職歴なしニートからの就職では営業と事務どっちがおすすめ?

職歴なしニートから就職したいけど、営業と事務だとどっちの方が良いのだろうか?

 

職歴なし25歳高卒ニートで就職を考える人の中には「どんな仕事を選んだら良いのかわからない…」という人が少なくありません。

 

職歴なしニートが就職したいけどやりたい仕事がない時の就職先選び」でお話したとおり、やりたいことがわからないのならばとにかく就職活動をはじめてしっかりと一社一社ごとの仕事の違いを理解することがおすすめです。

 

…とは言え、仕事の違いを把握しようとしてもある程度、就職を考える仕事の方向性が決まっていないとやりようもないのは事実です^^;

 

そして、特に求人の中には営業職系の仕事と事務職系の仕事が多いことから、どちらの方が良いのか?を迷うニートの人も沢山います。

 

そこで、ここではそんな迷いを持った場合に役立つ「職歴なしニートからの就職では営業と事務どっちがおすすめか?」についてお話します。

 

営業と事務とで迷ったのならば…

 

職歴なし25歳高卒ニートであるあなたが営業職と事務職とでどちらの方に就職すべきかを迷ったのならば、営業職を選んでおいた方がまず間違いありません。

 

何故でしょうか?

 

営業⇒事務はできるけど、逆はきつい!!

 

何故職歴なし25歳高卒ニートであるあなたが営業職と事務職とを迷った場合、営業職の方がおすすめなのか?と言うと…

 

営業から事務への転職は意外と可能なことは多いけれども、事務職から営業職への転職は意外ときついからです。

 

…こんなことを言うと「普通逆じゃないの?」と思う人がいるのでよく聞いて下さい。

 

確かに“仕事を選ばなければ”事務職から営業職への方が就職をしやすいのは事実です。

 

何しろ求人数が圧倒的に違いますからね。

 

どんな職場でも必要とされるのは当然のこと、業務拡大などを理由に増員されることも多いのが営業職であり、なおかつ営業職の場合、「こいつは採用した方が良いかも」と思える人材は採用してもらえる傾向にあります。

 

売上を上げる人は何人いても邪魔になりませんからね。

 

しかし、一方必ずしも必要とされるわけではありませんし、必要な人員についても最低限の人材がいれば良いのであって、欠員募集を基礎とするのが事務職です。

 

それ故に事務職の求人は少ない傾向にあります。

 

こうした一面を見て「事務職の方が営業職よりも就職が難しい」と考えていませんか?

 

しかし、気をつけて下さいあくまでもこれは“仕事を選ばなければ”という条件であり、仕事を選ぶとなると事務職から営業職への転職であっても安易に転職はできません。

 

給料などはもちろんのこと、営業スタイルの問題から比較的働きやすいと感じる人が多い職場はBtoB企業であり、法人相手の営業だったりしますが、法人営業の求人というのは比較的多くありません。

 

法人営業の場合、個人営業のそれと違って人でもそこまで多くの人手を必要としないことも多く、それゆえに個人営業の求人と比べて求人数は非常に少なかったりします。

 

もちろん、飛び込みの法人営業などは意外と求人を出していたりしますが、業界内で大きなシェアを握る中小企業などは中小企業と言えども安易に求人が出たりしません。

 

だからこそ、“仕事を選ぶ”ならば営業職でも事務職と同様就職・転職は難しいのが現実です。

 

※営業職の方が会社で扱う商品やサービスによって働き方も違ってくる傾向が強いことから、「よりよい職場」を選ぼうとしたらむしろ営業職への転職の方が厳しいといえます。

 

人事異動も考えると…

 

また、「営業⇒事務はできる」と言うのは社内での人事異動について触れたものでもあります。

 

会社の中には事務職は絶対に外部から採用しないし、新入社員にもやらせないという所は意外と少なくありません。

 

なぜなら、経理は会社の金を扱う部署ですし、会社の金の動きがひと目で分かる書類を扱う部署であり、人事は企業にとって大切な人材に関する部署であり、それらに関する書類を扱う部署だからです。

 

つまり、会社の経営を左右しかねない情報を持っている部署であり、それゆえにどこの馬の骨ともわからない人材に任せるわけにはいかないと考える企業は珍しくありません。

 

それ故に「事務職に勤務する人材は3年以上の勤務経験がある人物」などとされていることも多く、そうした会社だと営業職なり技術職なりを経験していないと事務職になることはできないなんてことが珍しくありません。

 

だからこそ、実は営業から事務へ転職するチャンスは意外とあったりします。

 

また、純粋な事務職の転職求人でも営業経験などを重視する事務職は決して少なくありません。

 

なぜなら、経理の場合、銀行と交渉したり、人事の場合、高校や大学と交渉するなど意外と営業職的な側面が強いことも多く、営業経験を求める事務職も意外とあるからです。

 

事務の仕事なんかは一定の期間こなしていれば誰でもできますが、交渉ごとは営業経験のある人でないと厳しいことも多く、それゆえに営業経験者が事務職として積極的に採用されることもあります。

 

社内への異動にしろ、社外への転職にしろ営業から事務へ仕事を変えるチャンスは意外とあったりするのです。

 

ちなみに、営業経験のない事務職が営業に異動することは基本的にありません。

 

営業の仕事は教えたからといってすぐにできるものではないですし、営業は慣れやコツが必要なものであり、若い頃に経験していないと厳しいことが多いからです。

 

勉強すれば誰でもできる事務職とはわけが違います。

 

リストラの一環として営業経験のない事務職員をいきなり営業に配属するということはあるようですが…

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