職歴なし25歳高卒ニートでもFP2級があれば就職に有利か？
職歴なし25歳高卒ニートからの就職を考えて資格を取得する人は少なくありません。
そして、そんな資格の1つとしてFPがあります。
FPは3級、2級、1級とあるため、FP3級を取得した人の中にはFP2級の取得を目指す人も多く、それはニートから就職を目指す場合であっても同様です。
…とは言え、一方で「FP2級まで頑張る必要が本当にあるんだろうか？」「FP3級じゃやっぱり駄目かな？」と言うことでFP2級を取得した方が良いかどうかを迷っているニートの人がいるのも事実です。
そこでここでは「職歴なし25歳高卒ニートでもFP2級があれば就職に有利か？」というテーマでお話します。
持ってても邪魔にはならないけど…
職歴なし25歳高卒ニートからの就職を考えてFP2級資格を取得することが役に立つのかどうか？と言われれば…
持ってても邪魔にはならないけど…ぶっちゃけほとんど意味ないよ!!
というのが答えになります。
もちろん、FP2級の資格自体は役立つ資格です。
特に金融業界、不動産業界では注目されることも多い資格ですし、FP3級に続いてFP2級の取得を奨励する企業があるのも事実です。
しかし、それはあくまでも金融業界や不動産業界で実際の業務経験があるからこそ役に立つ資格となるのであって、職歴なしニートからの就職の場合には話は別です。
何ら金融業界や不動産業界での業務経験もない職歴なし25歳高卒ニートのあなたがFP2級を持っていたとしても、就職先で喜ばれることはまずありません。
なぜなら、「FP2級程度の知識がある」ことを示すにすぎないからです。
「FP2級を活かして仕事ができる」ことを示すものではなく、あくまでも「知識がある」ことを示すものでしかないため、職歴なし25歳高卒ニートのあなたがFP2級を持っていることを主張した所でそれほど喜ばれないのです。
「職歴なし25歳高卒ニートでもFP3級あれば金融業界に就職できるか？」でもお話しましたが、企業側にとっては職歴なし25歳高卒ニートのあなたの採用にあたって重要なのは「資格があるかないか？」ではありません。
最終的に「あなたが入社後に活躍できそうな人材かどうか？」が採用を決めるための最大の基準となるのです。
そして、だからこそ職歴なし25歳高卒ニートであるあなたが実務経験のないFP2級の知識を振りかざした所で就職の役に立つことはまずないのです。
FP2級を取得したからと言って職歴なし25歳高卒ニートのあなたの就職が有利になるとはいえません。
少しでも就職を有利に進めるために…
では、職歴なし25歳高卒ニートのあなたが就職を少しでも有利に進めるにはどうしたら良いのでしょうか？
まず、これからFP2級の資格を取るために勉強を考えているのならば、勉強を始めることよりも就職活動を始めることに力を入れるべきです。
FP2級の取得を考えるくらいですから、きっとあなたは勤勉なタイプなのだと思います。
「勤勉」というと非常に良いように聞こえるかもしれませんが、職歴なし25歳高卒ニートからの就職の場合、必ずしも褒め言葉でないので注意して下さい。
それというのも、勤勉故に勉強には力を入れるものの一方で就職活動に力を入れられない人が少なくないからです。
FP2級を取得しようという勤勉なニートの方はどちらかというと「資格やスキルがありスペックが高ければ就職できる」と考えがちです。
そして、それゆえにスペックを高めるための資格の取得には一生懸命になります。
しかし、残念ながらこうした勤勉な方に限って就職がうまくいかないと「スペックの低さ」を理由に就職活動を中断し、再びスペックを高めるための勉強を始めてしまう傾向にあります。
はっきり言ってしまうとFP3級を取得できるくらいの能力があれば、もう就職するに十分なスペックを持っています。
FP3級を取得しているあなたにしてみたら「FP3級程度じゃ…」と思うかもしれませんが、実はFP3級を取得している時点でもう十分すぎるほどスペックは十分なのです。
だからこそ、FP2級を取得するための勉強を頑張るくらいならば、その能力を就職活動に注ぐことです。
1度や2度不採用になったからと言って資格や能力などスペックのせいにして就職活動から目をそらさないことの方が大切です。
ちなみにどうしてもFP2級が気になるのならば、転職活動しながらFP2級を勉強することが大切です。
職歴なしニートからの就職の場合、少しでも空白期間が短い方が就職に有利ですし、少しでも若い方が就職に有利だからです。
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