ニートの空白期間「資格のために勉強してた」はなぜ駄目なのか?

ニートの空白期間「資格のために勉強してた」はなぜ駄目なのか?

ニートとしての空白期間「資格のために勉強していた」でいいよね\(^o^)/

 

なんて考えていませんか?

 

しかし、ニートとしての空白期間を「資格のために勉強していた」と主張することは意外と危険です。

 

もちろん、「ニートが空白期間を正直に面接で伝える時のポイント」でもお話したとおり、あなたが本気で資格の勉強に打ち込んでいた実績があるのならば別です。

 

誰から何を言われても「この空白期間は資格のために一生懸命勉強していたし、その点に関しては一点の曇りもない!!」と言い切れるのならば問題ありません。

 

しかし、なんとなく頑張った程度だったり、あるいは職歴なしの空白期間を誤魔化すためだけに「資格の勉強をしていた」は非常に危険なので注意してください。

 

では、ニートの空白期間を「資格のために勉強していた」としてしまうことが何故駄目なのか?について以下でお話したいと思います。

 

なんで働きながら資格を取ろうと思わなかったの?

 

職歴なしニートの空白期間の言い訳のために資格取得のための勉強を理由とすることが危険な理由の一つは…

 

「なんで働きながら資格を取ろうと思わなかったの?」という質問に適切な答えをすることが難しいからです。

 

・働きながら取れる資格だよね?
・実際にウチの会社でも働きながらその資格目指している人いるよ?
・なんで無職(ニート)になってまで資格取得したいと思ったの?
・働きながら資格取得しようと考えなかったの?

 

このような質問がされる可能性がありますが、それに対して適切な回答をすることができますか?

 

もちろん、一生懸命何かしらの資格取得を目指していたのならば言いたいこともあると思いますし、それを素直に伝えれば問題ありません。

 

多少厳しい言葉が返ってくるかもしれませんが、それにもきっと対応できるはずです。

 

しかし、「なんとなく頑張った」や「空白期間を埋めたいから」程度の人の場合、結局の所、「なんとなく」のいい加減な理由でしかなかったりします。

 

そうなると人事採用担当者の方でも「空白期間の言い訳のために適当なこと言ってるなこいつ…」と不審に感じ、決していい方向には進みません。

 

なぜ上位資格(2級、1級)を取ってないの?

 

また、資格の勉強を空白期間の理由にした場合、比較的簡単な資格を取得したとしても…

 

なぜ上位資格(2級、1級)を取ってないの?

 

という質問が飛んでくる可能性もあるので要注意です。

 

もちろん、こうした質問に対しては「上位資格はこれから取得する予定です」「今勉強している所です」でも通用する可能性はあります。

 

しかし、一方でレベルの低い資格しか取れていないと「ニートとして空白期間を作ってまでこの程度かぁ…」ということで逆効果になることもあるのも事実です。

 

だからこそ、空白期間の言い訳に資格の勉強を主張するのは意外と危険なのです。

 

資格取れないまま辞めちゃったの?なんでもっと頑張らないの?

 

また、ニートからの就職のために資格を取得しようと勉強を頑張っていたと言うものの、何一つ結果が出ていない場合には…

 

資格取れないまま辞めちゃったの?なんでもっと頑張らないの?

 

というようなツッコミが来る可能性もあります。

 

空白期間を作ってまで資格を取得しようと頑張っていたにも関わらず、結果を出せないという場合、仕事にした所で結果を出せる人材であるとは考えづらくなっていまいます。

 

それ故に、空白期間を勉強に当てていたという事実が完全に就職の妨げになる可能性があります。

 

「空白期間は弁護士や公認会計士といった時間のかかる資格の勉強をしていたことにしておけ」なんてアドバイスがネット上に有りますが、かなり危険です。

 

一生懸命勉強して資格取ったのならば、なんで資格を活かせる会社になんで就職しないの?

 

ニートの空白期間に対してなんとか言い訳を作ろうとして「資格の勉強」を主張するためにも簡単な資格を取った場合やなんとなく「資格を持っていた方が就職に有利そう」くらいで資格を取った場合にも要注意です。

 

「一生懸命勉強して資格取ったのならば、なんでその資格活かせる会社になんで就職しないの?」

 

と突っ込まれることもあるからです。

 

「簿記を取得しました」⇒「なんで経理になろうとしないの?」、「宅建取得しました」⇒「不動産業界の方が向いているんじゃない?」と言われる可能性があります。

 

「資格はないよりもあった方がいい」と考えるニートの方は少なくありませんが、ニートからの就職活動において資格はあれば良いものでないので要注意です。

 

就職先と直接関係のない資格ならば下手にアピールしない方がいいこともあることは覚えておくべきです。

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